2019年6月24日

市場調査/マーケティング事業を行う株式会社日本・社会システムラボラトリー(本社:東京都渋谷区道玄坂1-12-1 電話番号:03-4360-5673 社長:足立 吉弘)は、2009年から続くデジタルサイネージの専門年鑑である「大型ディスプレイ&デジタルサイネージ総覧2019」を発刊致しました。

デジタルサイネージは、仕事の場、一般の生活の場を問わず、人の周囲・環境に電子ディスプレイを置くことで、常に情 報に触れられる。そのような情報環境に当てられた文言である。 しかし、時は進みLCDを主体としたFPDのディスプレイ、街路の広告ビジネスとして’80年代から展開されたビル外壁の 広告大型ビジョン、競馬や競艇上の同じく大型ビジョン。これら機材が、大型化と表示品位を増す一方、トレインチャンネル など車両内にみられるように、コンテンツ側は映像・テキスト入り混じったフレキシブルな使い方。音楽LIVEでは映像演出 は当たり前、スポーツ観戦でも競技のLIVE表示でショー・イベント化の方向。IT的な情報環境とエンタテインメント、エンタ テインメントは作品観賞だけではなく、生の今起きていることの同時体験・体感・・・・・・。

サイネージの文言が使われ始めてから10年少々の間、デバイスの展開と、コンテンツ側との相互刺激によって、広義の サイネージ“スクリーンメディア”という、今の環境が創出されたと言える。 スポーツの見方とスタジアムのIT化。これは、2017年辺りから変化の端緒に付いたように見えるが、単に特定のスポーツ を観戦するのではなく、競技が展開される時間・空間を楽しむ。空気を感じる。生の競技とディスプレイの映像を合わせてエ ンタテインメントの場を作る。そのようなスタジアムが、今後スタンダードになって行く。これに、“筋肉を使わない競技”eスポ ーツが加わり、新しいサイネージ場、大型映像、その他サイネージ群の活躍する場を創出することになる。2019年現在は、 その過渡期にあるものと言える。

本書籍から、上記のごとき今現在のサイネージ、諸々の変化・発展の一端を読み取って頂けるものと思います。


当レポートの詳細は「大型ディスプレイ&デジタルサイネージ総覧2019」を御覧ください。
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